A1

君はガル市にたどり着いた。
別名「恐怖の街」と言われている。
港町特有の潮風と汚水が混じった臭いが満ちている。
魔術師ビオロムの塔は有名で、ガルの誰もが知っている。
君は道を尋ねながらすぐに塔にたどり着いた。
だが、途中で聞いた噂話によると、ビオロムは頭のおかしい老人で、何かよからぬ実験を繰り返していつも大勢の奴隷を必要としているそうだ。
一言にまとめると、評判の良くない悪い魔法使いということだ。
君は門の扉をたたいて誰か呼ぶなら、A4へ。
塔を取り囲む厚い壁を乗り越えて中に忍び込むなら、A3へ。
A2
君は賄賂として金貨を小窓から差し出した。
所持金から減らすこと。
それが10GP以上なら鉄の扉が開いて、A6へ。
それが10GP未満でも鉄の扉は開くが、怪物の太い腕に鷲掴みにされて、C1へ。
君は人通りの無い裏手から塀を乗り越えて、中へ忍び込む。
ポンッと煙と閃光が君の周りで起こり、君は3人のローブ姿の魔術師に囲まれた!
そのうち2人は君を左右から挟んでブツブツと呪文を唱えている。
君は身動きすることができない!
「卑しいコソ泥めが、また来たか。」
君の前に立つ魔術師が杖の頭で君の顎を突き上げる。
君は何とか言い訳を考えなくてはならない。
魅力度で基本レベル+1レベルのセービング・ロールを試みること。
成功なら、A6へ。
失敗なら、C1へ。
君は重厚な鉄の扉をノックした。
扉の小窓のシャッターが開き、ギョロリとした目がこちらを見ている。
目のまわりの肌は灰色で、ガサガサした感じだ。
人間ではなさそうだ。
「何カヨウカ?」
あまり賢そうでもない。
君は訪ねてきた訳を正直に話すなら、A5へ。
また、賄賂を渡して買収しようと思うなら、金貨を何枚渡すか決めてから、A2へ。
A5
ガチャリと錠を外す音がして、鉄の扉が開いた。
君の魅力度で基本レベルのセービング・ロールを試みること。
成功なら扉の中に迎えられ、B1へ。
失敗なら、中から君の胴程もある腕が伸びてきて、君を捕らえる。C1へ。
A6
君は奥の部屋に案内される。
そこには豪奢な黒いローブを纏った老魔術師がいる。ビオロム本人に違いない。
B1へ。
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