今回は「Treasures of the Mummy Queen」限定版の紹介です。
時は少し遡り今年の5月13日、S.クロンプトン氏が次のような発表をしました。
クロンプトン氏「近日公開予定!新しいT&Tソロアドベンチャー!マミー女王の宝を100部限定で出すよ!」
それを見た私「何それ欲しい!100部?手に入れられるかな?ゴクリ。」
それからというもの、激しい争奪戦の予感と共に世界はクロンプトン氏の動向を注視するのでした...。
そして、5月28日運命の時は来た!
クロンプトン氏「時間だよ!マミー女王の宝の限定版!超レアなハガキとポスター3枚も付くよ!まずは、米国内の注文から受け付けるよ!」
それを見た私「なんだってー!米国内が先?
待て、落ち着くんだ。ここで焦っても仕方がない。落ち着いて時を待つのだ。」
しかし、落ち着きすぎた私はその後の全世界受注開始に気づかず、およそ半日ほど出遅れるのでした...。
しかもその日は土曜日で外出中。
普段、私が英語でやり取りする時はパソコンでDeepLなどを使ってメッセージに誤りは無いか、誤解を生む可能性は無いか吟味に吟味を重ねて慎重に恐る恐る英文をポチっとナするのですが、手元にパソコンは無くあるのはスマホのみ。
焦った私がPayPalの送金と共に送ったメッセージがこちら。
「I want Mummy Queen」
...。
色々問題があることは分かっています。
学校で英語の試験だったら、点数はもらえないでしょう。
しかし、私のこの魂の叫びはクロンプトン氏に通じました。
しばらくして、注文を受けた旨のメールが届いたのでした。
それから待つことおよそ2週間弱...。
「Treasures of the Mummy Queen LIMITED EDITION」が私の元に届いたのでした。
それではご覧下さい。
今回届いた品物のリスト
・Treasures of the Mummy Queen LIMITED EDITION
・NUCLEAR ESCALATION ポスター
・LOST WORLDS ポスター
・SOLO ADVENTURES ポスター
・Sorcerer’s Apprentice #4 の表紙と同じ絵柄のポストカード
ポスターとポストカードはいずれも古いもので超レアだそうです。
そう言われてみると、裏の白い面が黄ばんでいます。
歴史的聖遺物に違いありません。
では、各々を確認していきましょう。
ところで、このブログではいつもの事ですが、写真を撮影している部屋の電灯が暖色系なので色味が変になっています。本当はもっと鮮やかで綺麗です。
・NUCLEAR ESCALATION ポスター
私はこのゲームやったことは無いのですが、フライング・バッファロー社と言えば、T&Tと並んでこのゲームのことをよく目にします。
今回はクロンプトン氏のサイン入りです。
その下に番号が書いてありますが、正直に言うと何と書いてあるのかよくわかりません。
14/150かな?
・LOST WORLDS ポスター
日本ではホビージャパン社から「クイーンズブレイド」として何冊も出て、結構流行りましたよね。
あのクイーンズブレイドはフライング・バッファロー社のLOST WORLDSが元になっています。
本家は美少女路線ではありません。こちらも日本同様にたくさんのキャラクターが発売されていて、T&Tに関係するキャラもあります。今回のポスターのは何なのか、私はLOST WORLDSに詳しくは無いので分かりません。
・SOLO ADVENTURES ポスター
これはT&Tのソロアドベンチャーのポスターです。
左のイラストはステファン・ペレグリン氏による恐怖の街の表紙絵で、右はリズ・ダンフォース氏の”The Adventure of the Jade Jaguar”の表紙絵です。
下に細かい文字でソロアドベンチャーのラインナップが書かれています。
1983年なので、有名な作品がほぼ出そろっていますね。
・Sorcerer’s Apprentice #4 の表紙と同じ絵柄のポストカード
この絵の題名は”Monkey's Stagger”で意味は「猿のよろめき」です。
タニス・リーの小説の題名ですね。
ソーサラーズ・アプレンティス誌の4号にはタニス・リーの小説が掲載されているのですね。
すごい雑誌ですね。
・Treasures of the Mummy Queen LIMITED EDITION
お待たせしました。
本命の「Treasures of the Mummy Queen」の紹介に入ります。
冊子のサイズは日本のFT書房から出た「マミー女王の宝」より少し大きいです。
表紙イラストはどちらも同じSimon Lee Tranter氏です。
同じ構図で書かれていますね。
今回の限定版が幻覚の魔法にかかった時に見ているセクシーな女王様がいる光景、日本版はその幻覚が解けた後のミイラが近づいてくる光景のような感じがします。
とするとまだ、最終形態のしわしわミイラへの変身を残しているのでしょうか?
表紙をめくるとこんな風になっています。
右側のページの中ほどに、ケン・St・アンドレ氏のサインがあります。
そして、下の方のフライングバッファロー社の飛行機のイラストの下に96と番号が振ってあります。
私の本は限定100冊中の96番目の本なのです。
その96という数字が妙にヘロヘロなので、さすがにケンもいい歳だし、96回目のサインともなると疲れてきたのかな?と思い、FacebookのTrollhallansでそう言ってみると、なんとご本人から返信がありました。
曰く、「疲れた?そんなことはないよ。T&Tファンの為なら喜んで1000枚だってサインするよ。最後の方が雑になるのは認めるけどね。」だそうです。
さすが我らのトロール・ゴッドファザーです!
大丈夫です。クロンプトンさんのサインの方が何書いてるのか読めません。
もう一つ、上の写真での注目ポイントが右ページの地図です。
今回の冒険の舞台が、ルールフ大陸の中央部、ナーガ連邦のジャングルの中にある、Deshropth-Abtuという遺跡とされています。これは日本版には無い設定ですね。
ソロアドベンチャーは日本版とパラグラフの振り分けも全く同じです。
ただ、完全版への対応が今回の限定版と日本版で別個に行われているはずなので、その方法に違いがあると思いますが、今回は詳しく見ていないので、そこは今後の研究とします。
その他、限定版にはGMアドベンチャーとその地図が付属しています。
ソロアドベンチャーではなく、TRPGとしても楽しめるということですね。
ということで、今回は「Treasures of the Mummy Queen LIMITED EDITION」を紹介しました。
良い冒険を!
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コメント
コメント一覧 (3)
雲ヶ谷 正運
がしました
シナリオも入っているのであれば、購入を検討しても良かったかも、などと絶賛後悔中。
何にせよ、貴重なものを見させていただきました。
雲ヶ谷 正運
がしました