F1
君は共食い鮫号から十分離れた海面に浮かび上がった。
しかし、荒馬号もはるか遠くへ去っていく...。
君は先ほどの戦いで海に落ちたと思われる板切れを見つけてしがみついた。
君と同じように海面に浮かんできたアリオン王子も合流してきた。
「○○(君の名前)、無事だったか。」
アリオン王子に怪我はない様子だ。
遠く水平線の近くに島影が見える。
君たちはその島影を目指して泳ぎ始めた。

やがて、その島にたどり着いた。
長い距離を泳いできた君たちは砂浜に倒れこんだ。
アリオン王子によると、この辺りの海域には小さな無人島がいくつも点在しており、ここはその一つだろうという。
ここで、装備を確認しよう。
アリオン王子は身に着けた衣服やブーツのほかに、ダガーを持っている。
君は先ほどの水中で捨てなかった装備をそのまま身に着けている。
もし、武器を全部捨ててしまったのなら、この先戦闘があっても素手で戦う他ない。
さて、この島からの脱出方法をさがすか、救助を待つか。
いずれにしても、食料や飲料水など必要になるし、周囲のことを知っておいた方が良いだろう。
それに、君の使命はふもと峠の砦で待つ仲間たちのために援軍を連れて帰ることだ。
大変なことになってしまった...。
君たちが今いるところは広い砂浜で、後ろには鬱蒼と茂る熱帯の森になっている。
浜辺を探索するなら、F5へ。
密林に入っていくなら、F4へ。
F2
君が大きな樹の横を通り過ぎようとしたとき、何か気配を感じた。
この密林にすむ野蛮な部族が樹の表面の変装をして待ち構えている!
君はその原住民を殴りつけ、原住民は目を回して倒れた。25冒険点を得る。
そして藪に隠れていた他の原住民も石槍を手に襲いかかってくる。
君が相手にする原住民は4人。残り4人はアリオン王子が引き受ける。
原住民のMRはそれぞれ25だ。
君が原住民全員を倒した頃には、アリオン王子も自身の敵を始末している。F3へ。
F3
原住民のリーダーは腰に干し首をぶら下げていた。以前に襲った犠牲者の首だろう。
原住民の風習では干し首は幸運のお守りとされている。
この干し首は持ち主の幸運度を5点上げてくれる。しかし、善の種族の社会ではそのような野蛮な品物の持ち主は軽蔑されるため、魅力度が3点下がる。
重量点は5点、金貨50枚の価値がある。
君が武器を持っていないなら、石槍を持っていくことができる。切れ味が悪い3d6の武器で、必要体力度は8、必要器用度も8、両手武器で投擲には向かず、重量点は10点、金銭的な価値は無い。
君たちはさらに密林の奥へと進んでいく。G1へ。
F4
君たちは密林を切り開き奥へと進んでいく。
熱帯性の樹木やツタが絡み合っている。大きな派手な模様の虫が飛んでいる。遠くで鳥の声も聞こえる。
やがて、獣道かあるいは人が歩く跡が道になったものか、歩きやすい道に出くわした。
その道をたどり、君たちはさらに奥へと進んでいく。
ここで知性度か幸運度での好きな方で基本レベルのセービング・ロールをすること。
成功なら、F2へ。
失敗なら、F6へ。
F5
君たちは砂浜を歩いてみるが、やはりこの島は無人島らしく、人工的なものは一切ない。
君たちは、荒馬号が無事に逃げきったのなら、やがてこの島の近くまでアリオン王子を探しにくるに違いないなどと話していると、突然足元の砂が弾け飛んた!
そして、ノコギリのような牙を持った大ミミズが君の足に噛みつきそうになるのを、危うく避けた。
これは大砂虫だ。
大砂虫は再び砂の中に潜ったかと思うと、今度はアリオン王子の方に飛び出す。
さらに、君の方にも現れる。
「気をつけろ。二匹いるぞ。一匹は任せたぞ。」
アリオン王子はそう言って、大砂虫にダガーで切り付ける。
君も大砂虫一匹を相手に戦わなければならない。
大砂虫のMRは50だ。
大砂虫はどこから現れるか分からないので、君は毎戦闘ターン幸運度で基本レベルのセービング・ロールをすること。
成功したなら、通常の戦闘を行えるが、失敗なら君は一方的に大砂虫のヒットをダメージとして受ける。
君が大砂虫を退治できたなら、そのころにはアリオン王子ももう一匹を始末している。
君が武器を持っていないなら、大砂虫の牙を取ってもよい。
これは2d6の武器であり、必要体力度は4、必要器用度は5、投擲は不可、重量点は5点、金銭的価値は無い。
そして、この危険な砂浜にはいられないと、君たちは密林の中へ進んでいく。G1へ。
F6
君が大きな樹の横を通り過ぎようとしたとき、その樹の表面に二つの目玉が開いた。
この密林にすむ野蛮な原住民が樹の表面の変装をして待ち構えていたのだ!
原住民が吹き矢を飛ばし、毒矢が君に刺さる。
そして藪に隠れていた他の原住民も石槍を手に襲いかかってくる。
君が相手にする原住民は4人。残り5人はアリオン王子が引き受ける。
原住民のMRはそれぞれ25だ。
この戦闘に限り、君は毒矢の影響でしびれて、器用度による個人修正無しで戦わなければならない。
君が原住民全員を倒した頃には、アリオン王子も自身の敵を始末している。F3へ。
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