H1
小道は右へ左へとうねりながらも島の中心部の方へ向かっていく。
やがて、草葺きの住居の連なりが見えてくる。
ここはこの島に住む未開の原住民の集落だ。
君たちが辿ってきた小道はこの集落の方へ続いている。
この集落に近付くなら、H4へ。
この集落に近付くのはやめて、小道を離れて島の中央を目指すなら、I1へ。



H2
君とアリオン王子は密林に飛び込んで逃げ出した!
後ろからは原住民が大勢追いかけてくる。
速度で基本レベルのセービング・ロールをすること。
成功したなら、逃げ切って、密林の奥へと進む。I1へ。
失敗なら、今度は幸運度で基本レベルのセービング・ロールをすること。
今度も失敗なら、君は即効性の毒ガエルの毒矢が刺さって死ぬ。
たとえ、君が毒が利かない体質でも、”RPG究極のルール”により、このソロ・アドベンチャーのマスターである私が「毒が効いて死ぬ」と言ったら死ぬのだ。
幸運度でのセービング・ロールに成功したなら、もう一度速度のセービング・ロールからやり直すこと。



H3
君のささやかな贈り物への返礼として、原住民の長は幸運の呪い(まじない)をかけてくれた。
君はこれから先に1度だけ好きな時に、どんな能力値のどんなレベルのセービング・ロールでも自動的に成功する。
そのセービング・ロールでの冒険点はサイコロの目が12として計算すること。H5へ。



H4
君たちが未開の原住民の集落に近付くと、集落の男たちが出てきた。
浅黒い肌をした人々で、背は低いが、がっしりとした体つきをしている。
顔に赤や青の顔料を塗り、頭には頭には鳥の羽を飾っている。
一番前にいるのが、この集団の長らしく、他の男たちより顔に塗っている顔料も頭の羽飾りも立派なものだ。
言葉は通じないが、身振りで交渉出来るかもしれない。
ここへ来るまでに、この島の原住民と戦って殺していて、奪った石の槍か干し首を持っているなら、H2へ。
この島の蛮族に初めて会ったか、出会っていても何も奪って来なかったなら、H6へ。



H5
原住民は君たちが集落を通り抜けることを受け入れる。
集落の反対側へと続く小道を指さし、君たちが目指す聖地はもうすぐだと教えてくれる。
原住民に別れを告げて、君たちは再び密林の小道を進んでいく。J1へ進め。



H6
古今東西、こういう場合は互いに贈り物をするものだ。
彼らが欲しがりそうな物といえば、鉄製の武器か食料だ。
鉄製の武器(剣やナイフなど)か、食料3食分以上を贈り物にするなら、H8へ。
食料1食分を贈り物にするなら、H3へ。
それらを持っていないか、贈り物をしたくないなら、H7へ。



H7
原住民の長に贈り物をしないのは非常に失礼なことだ!
彼らは君の無礼にとても怒っている。
不穏な空気が満ちるのを感じて、H2へ。



H8
君の気前の良い贈り物への返礼として、原住民の長は”予見の髑髏の首飾り”をくれる。
それはネズミの頭蓋骨に革ひもを付けた首飾りで、この首飾りを持つものは、各ソロ・アドベンチャーにつき1回だけ、先のパラグラフをこっそり読むことが出来る。
誰だ!そんな事はいつもやっていると言っているのは!
この首飾りは2重量点で、1000GPの価値がある。H5へ。