L1
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テレポーテション・ゲートの先のオーバーキル城には、少数ながらカザンの駐留部隊がいる。
その駐留部隊がシャング将軍の本隊に君たちの存在を知らせたら、奇襲作戦が失敗するだろう。
速やかに敵を一人も逃がすことなくオーバーキル城を制圧しなければならない。
君は腕の立つ兵士を集めて少人数の制圧部隊を編成した。
その制圧部隊を君が自ら率いて、オーバーキル城へ乗り込むなら、L6へ。
制圧部隊に任せるなら、L8へ。



L2
君たちはオーバーキル城の制圧に失敗し、敵を逃がしてしまった。
君たちの存在はすぐに〈死の軍団〉を率いるシャング将軍に報告され、シャングは兵士3000名の大部隊を君たちに対して差し向ける。
君たちは善戦したが、3倍の兵力差に為すすべも無く、君の部隊は壊滅する。
君自身はどうなったか、幸運度で基本レベルのセービング・ロールをすること。
成功なら、L3へ。
失敗なら、L11へ。



L3
君は乱戦の中、なんとか逃れて生き延びることが出来た。
君の任務は失敗し、砦にこもる仲間たちを救うことは出来なかった。
これまでの冒険で500冒険点を得る。
END



L4
幸運度と魅力度で、それぞれ基本レベルのセービング・ロールをすること。
どちらも成功なら、L12へ。
どちらか一方でも失敗なら、L7へ。



L5
老人
ふもと峠の砦を目指して君たちが進む道の脇に、くたびれた黒いローブのフードを深くかぶり、杖を抱えた老人が腰を降ろしている。
進軍を止め、老人に話しかけるなら、L4へ。
無視して先へ進むなら、L10へ。



L6
ガルの兵士たちはオーバーキル城に来たことは無いのだから、君自ら制圧部隊を率いる判断は正しい。
だが、素早くオーバーキル城を制圧できるかどうかは、君の統率力と判断力にかかっている。
魅力度と知性度でそれぞれ基本レベルのセービング・ロールをすること。
どちらも成功なら、L9へ。
どちらか一方でも失敗なら、L13へ。



L7
今度は知性度で基本レベルのセービング・ロールをすること。
成功なら、L14へ。
失敗なら、L10へ。



L8
ガルの兵士たちはオーバーキル城の内部を知らないのに、彼らだけに任せるのは無茶だ。
案の定、制圧作戦は失敗し、逃がした敵の兵士の報告で、君たちの存在はシャング将軍に知られることとなった。
シャングは兵士3000名の大部隊を君たちに対して差し向ける。
君たちは善戦したが、3倍の兵力差に為すすべも無く、君の部隊は壊滅する。
君自身はどうなったか、幸運度で基本レベルのセービング・ロールをすること。
成功なら、L3へ。
失敗なら、L11へ。



L9
君が率いる制圧部隊は素早くオーバーキル城を制圧した。
君の見事な指揮ぶりに1000冒険点を与えよう!
指令室には城の財宝が集められているが、今はそれにかまっている時ではない。
それでも君はサッと一掴み、1D6個の宝石を懐に収めた。
この戦いが終ったあとでゆっくりと、宝石決定表でそれぞれが何かを調べると良いだろう。
今はふもと峠の砦を目指して進軍だ。L5へ。



L10
老人は〈死の軍団〉の斥候が変装していた姿だったが、君はそれを見破ることが出来なかった。
君たちの存在はすぐに死の軍団を率いるシャング将軍に報告され、シャングは兵士3000名の大部隊を君たちに対して差し向ける。
君たちは善戦したが、3倍の兵力差に為すすべも無く、君の部隊は壊滅する。
君自身はどうなったか、幸運度で基本レベルのセービング・ロールをすること。
成功なら、L3へ。
失敗なら、L11へ。



L11
君は乱戦の中、5人の敵兵に囲まれ、前から突いてくる3本の槍を払い除けた時、後ろから背中とわき腹を短剣で刺されて倒れる。
君は任務を失敗した。
END



L12
「遅かったな。待ちくたびれたぞ。」
老人がフードを払い除けて立ち上がる。
あの魔術師ビオロムだ。
「わしがお前たちを手伝ってやろうと思ってな。それがマリオナルシスへの手向けにもなるじゃろう。そうじゃ、この辺りの斥候は全部始末しておいたぞ。」
ビオロムを仲間に加えた君たちは進軍を再会する。M1へ。



L13
素早く制圧するはずが、敵に気づかれてしまった。
オーバーキル城駐留部隊の司令官はMR50だ。それにMR30の部下が2D6人いる。
それに対し、君が連れてきた制圧部隊は5人で、それぞれMR40だ。
3戦闘ターン以内に敵を殲滅できれば、L9へ。
3戦闘ターンで敵を倒せなければ、L2へ。



L14
老人は〈死の軍団〉の斥候が変装していた姿だったが、君はそれを見破って捕らえる。
斥候を尋問した結果、敵の本陣の配置を聞き出すことが出来た。
これで奇襲攻撃の成功は間違いない!
ふもと峠へ急ごう。M1へ。