今回は沼地のワンダリング・モンスター表です。
2d6を振って下さい。
結果のダイス目をクリックして下さい。
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2
モンスター名:ヒドラ出現数:1
MR:1d6×30(首の本数です。)
士気:首が1本になるまで戦う
反応:好戦的
移動:並
財宝:1/3の確率で所持。魔法の品はなし。
特徴:頭が多数ある怪物です。首1本あたりMR30で、複数の敵のように処理してください。
首を切り落とす(MRを0以下にする)と2戦闘ターン後に切り口から2本の首が生えてきます。
切り口を炎で焼く(切り口を松明でなどで焼く、松明は2d6の武器とします。あるいは《炎の嵐》のような火の魔法でダメージを与えてMRを0にする)と再生しません。
また、牙には毒がありクラーレと同じ効果があります。(ダメージ2倍)
最後に残る1本の首は不死身で殺すことは出来ません。
1本だけになった首は逃げ出します。
3
モンスター名:ウィル・オ・ウィスプ出現数:1d6/2(端数切り上げ)
MR:30
士気:死ぬまで戦う
反応:好戦的
移動:並
財宝:なし
特徴:飛び回る火の玉です。
武器などの物理的な攻撃は無効です。ヒットの相殺効果もありません。
《これでもくらえ!》などの攻撃の魔法は有効です。
《行っちまえ》などの精神的な魔法は効果がありません。
もし《鬼火》の精霊を呼び出していたなら、精霊はウィル・オー・ウィスプを食べてしまいます。
その場合は持続時間が飛躍的に延びてその日1日中保ちます。
ウィル・オー・ウィスプが1度プレイヤー側にダメージを与えると閃光と爆発音を発して消えてしまいます。
4
モンスター名:アリゲーター出現数:1d6/2(端数切り上げ)
MR:66
士気:高い
反応:好戦的
移動:水中では速い、陸上では遅い
財宝:なし
特徴:我々の世界のアリゲーターと同じです。
沼地でアリゲーターに襲われた場合、プレイヤーは沼に足を取られて動きが遅くなるので個人修正のうち速度の影響を除いた値で戦わなくてはなりません。
アリゲーターの固いウロコの外皮は5点の防御点を持ちます。
5
モンスター名:ジャイアント・スラッグ出現数:1d6/2(端数切り上げ)
MR:65
士気:死ぬまで戦う
反応:好戦的
移動:遅
財宝:なし
特徴:触角までの高さが2mもある巨大な肉食性のナメクジです。
ぬめぬめとした外皮は武器の攻撃を滑らせるので、ダメージが半減します。
(プレイヤー側がヒットで勝った場合にヒットの差を半分にしてダメージとします。)
6
モンスター名:リザードマン出現数:1d6
MR:25
士気:低い
反応:交渉は可能、しかし危険をともなう
移動:並
財宝:1/6の確率で所持。魔法の品はなし。
特徴:ルザンと呼ばれる上位種ではなく、文明を持たない劣等種です。
棍棒(3d6)で武装し、厚い皮は3点の防御点を持ちます。
7
モンスター名:沼ゴブリン出現数:1d6
MR:12
士気:低い
反応:交渉は可能、しかし危険をともなう
移動:並
財宝:1/6の確率で所持。魔法の品はなし。
特徴:沼地に住む、ゴブリンの中でも原始的な種です。
戦いが始まる前に吹き矢を吹きます。
プレイヤーは幸運度で自身のレベルでセービング・ロールを行い、失敗の仕方がひどい者から順に吹き矢が当たったことになります。
ゴブリンの数だけ吹き矢が飛ぶので最大でゴブリンの数と同じだけのプレイヤーが当たることになります。
セービング・ロールに成功したなら吹き矢は外れます。
吹き矢があったプレーヤーキャラクターは2d6のダメージとスパイダー・ベノムと同じ効果を受けます。(麻痺して5戦闘ターンダメージ半減)
その後沼ゴブリンはナイフ(2d6)を抜いて飛び掛かってきます。
8
モンスター名:ジャイアント・モスキート出現数:1d6/2(端数切り上げ)
MR:44
士気:低い
反応:好戦的
移動:速
財宝:なし
特徴:羽の長さが2mもある巨大な蚊です。
飛行しているジャイアント・モスキートに攻撃するには器用度で1レベルのセービング・ロールに成功しなくてはなりません。
失敗するとヒットの相殺効果はありますが、ジャイアント・モスキートにダメージを与えることは出来ません。
飛んでいるジャイアント・モスキートに飛び道具を当てるにはセービング・ロールのレベルが+1上がります。
ジャイアント・モスキートからダメージを受ける(=血を吸われる)と耐久度で自身のレベルのセービング・ロールをしなければなりません。
失敗するとマラリアにかかります。
戦闘終了後直ちに発病し(この世界の病気は強力です。)、1通常ターン当たり1点耐久度が下がります。
そうなると一刻も早く治療を受ける必要があります。
9
モンスター名:スライム・ミュータント出現数:1
MR:68
士気:高い
反応:好戦的
移動:遅
財宝:なし
特徴:黒いねばねばした塊ですが生きています。
獲物を包んで溶かし吸収します。
武器による物理的な攻撃は効果がありませんが、ヒットの相殺効果はあります。
《これでもくらえ!》などの攻撃魔法は有効です。
《いっちまえ》などの精神的な魔法は効果がありません。
10
モンスター名:泥沼化する彼(もしくは彼女)出現数:1
MR:50
士気:高い?
反応:後述
移動:並
財宝:1/3の確率で所持。魔法の品はなし。
特徴:プレイヤーキャラクターと異なる性別の魅力的な姿で現れます。
複数人のパーティでは対象を任意で選んでください。
標的になった者は知性度で自身のセービング・ロールをして下さい。
成功した場合、泥沼化する彼(もしくは彼女)の術にかからず、このモンスターは逃走します。
失敗した場合は一種の催眠状態となり、まるで彼氏(彼女)であるかのような気がしてきます。
これからこのモンスターは冒険を共にしますが、つぎに他の敵と戦いになった場合に裏切って敵側に付きます。
正体を現したモンスターは、髪を振り乱し、赤い目をした亡者のような姿です。
複数人のパーティの場合に他のキャラクターが追い払おうとしても、催眠にかかったキャラクターがかばうので無駄です。
裏切ったモンスターを戦闘で倒しても、いつの間にか催眠にかかったキャラクターの財布が空になっています。
11
モンスター名:シュレック出現数:1
MR:200
士気:高い
反応:温厚
移動:並
財宝:なし
特徴:緑色の肌をした巨体の人型の怪物です。
大阪弁を話します。
こちら側から戦いを仕掛けないかぎり戦闘にはなりません。
それでも戦闘になりそうなとき、シュレックは雄たけびを上げます。
うがぁぁぁ!
この雄たけびを聞いた者は耐久度で自身のレベル+1のセービング・ロールをします。
失敗した場合、身がすくんで1戦闘ターンのあいだ動くことができません。
その間にシュレックは去ってしまいます。
それでもシュレックに戦いを挑んだ場合は恐ろしい闘士となります。
大木を引き抜いて振り回し、それは10d6の武器となります。
また、分厚い皮膚は6点の防御点を持ちます。
12
モンスター名:大長虫出現数:1
MR:350
士気:高い
反応:好戦的
移動:遅
財宝:必ず何か持っている。魔法の品もある可能性がある。
特徴:手足のないドラゴンのような生き物で、ドラゴンの幼生という説もあります。
戦闘中にヒットダイスで1が3個以上出た場合、炎のブレスを吐きます。
その戦闘ターンのヒットは炎のブレスによるものとなり、その攻撃に関しては防御点が無効になります。
大長虫にも1か所弱点があります。
極小の目標としてそこに攻撃を命中させれば大長虫は絶命します。
もしよければ、ワンダリング・モンスターが必要な時に使ってください。
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