A1
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君は村の中央広場に向かう路の途中にいる。

他に路を行くものは誰もいない。

わずかに白い野良犬が一匹ぶらぶらしているのみだ。

路沿いの農家はどれも扉を閉ざしていている。

その中で一軒の商店があった。

看板には”雑貨ドン・ラピコブの店”と書かれている。

さびれた感じの店だが、扉にはOPENの札が下げてある。

この店に入るならA4へ進め。

真っすぐ村の中央広場へ向かうならB1へ進め。


A2
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「これは画期的な商品だと思って仕入れたんだがね・・・・。」

これは1フィート(約30cm)の木の棒だ。

「有名な10フィートの木の棒は罠探しのためにダンジョン探索の必需品となっているがいかんせん、邪魔だろ。そこで短くしてみた。

遠くをつつける利点は無くなったが、携帯性は良くなったし、直接手で触ると危ない物をつつくことはできる。

それに、投げれば犬の調教もできるかもしれないよ。」

ようするにただの木の棒らしい。

ルール的には武器としては2d6の威力で、必要体力度は5、必要器用度も5、20重量点だ。

君は他にもこの店で用事があるならA4へ戻ること。

店を出るなら店主に礼を言ってA1へ進め。


A3
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「わしは怪物を直接見たことは無いのだがね。

夜のうちに羊が殺されていたのが始まりだった。

狼か熊が出たのだろうと皆思っていた。

羊をやられた農家が中心になって夜回りを始めたんだ。

松明をもって3人ずつ組になって家畜小屋の周りをまわることにした。

番犬も連れていくことに決まった。

その時は新月の日で松明で照らせる範囲の外は全く何も見えない夜だった。

そこに怪物が現れた。

といってもその時は誰も生き残らなかったので推測だがね。

翌朝、その場所は一面真っ赤に染まって一体何人のものか分からないくらいバラバラになった人間の体の一部と犬の頭が転がっていたんだ。

大半は食われてしまっていて残っていなかったがね。

そして狼とも熊とも違う獣の足跡があった。

猟師が言うにはそいつは2本の足で歩くそうだ。

その足跡は村の広場の方へ向かっていく途中で途絶えていたと言うよ。

その日からしょっちゅう家畜だけでなく人間も犠牲になるようになった。

領主様の衛兵も何人もやられたよ。

今では日没後に外に出るものはいない。

噂じゃ怪物は外からくるのではなく、人狼がこの村の人間になりすましてるんじゃないかって言われているよ。

お陰で皆が互いに信用できなくなって、商売にも差しさわりが出る始末だ。

そのうち、怪物に殺されなくても皆が互いに殺し合う日が来るんじゃないかと心配だよ。

もう一つ、これも噂だがね。

怪物は雄らしい。

これも猟師の見解なんだが、狼でも熊でも雄の群れからはぐれたのが凶暴になって人を襲うことがあるそうだ。

この怪物も行動パターンがそれに似ているそうだ。

その猟師も3日前に怪物にやられてしまった。

わしの知っていることはこれで全部だね。

早く怪物を見つけて退治して下さいよ。旦那。」

店主の話に何かヒントになることがあっただろうか?

君は他にもこの店で用事があるならA4へ戻ること。

店を出るなら店主に礼を言ってA1へ進め。




A4

「いらっさい。」

扉をくぐるとカウンターの向こうの店主に迎えられた。

彼がドン・ラピコブだろうか?

彼は太った男で、右目に眼帯をしている。

頭頂部ははげている。

「はじめてみるお客さんだね。あんたが噂の怪物退治の人だね。

ここはこの村でただ一軒の商店だ。

何か買いに来たかね?それとも怪物探しの聞き込みかい?」

棚には様々な雑貨を並べている。

それぞれに値札が付いている。

銀の短剣(50gp)を買うならA5へ進め。

1フィートの木の棒(10gp)を買うならA2へ進め。

古い丸めた羊皮紙(30gp)を買うならA6へ進め。

店主に怪物のことをたずねるならA3へ進め。


A5
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「やはり、これに目をつけたかい。さすがだね。」

店主は奥の棚から丁重にそれを取り出して君に渡した。

精巧な作りのやや大ぶりな銀の短剣だ。

これは2d6+3の威力をもち、必要体力度は5、必要器用度は7/20、重量点は20で投げた時の射程は15mだ。

刃も銀で出来ているので、これなら人狼が出ても有効な武器となるだろう。

君は他にもこの店で用事があるならA4へ戻ること。

店を出るなら店主に礼を言ってA1へ進め。


A6
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「実はこれはすごい魔法のスクロールなんだ。」

店主はそう言って店の奥から羊皮紙を取り出した。

「この羊皮紙を広げてこの呪文を読み上げるんだ。

すると時間を少し巻き戻すことが出来る。」

羊皮紙を広げてみるとそこには”レドモヨイニャジルズ!”と記されている。

「いいか、この呪文は1度しか使えないよ。

1度使うとこの巻物は崩れて塵になってしまうからね。」

今後君はこのスクロールの呪文を使うことで1度だけ前にいたパラグラフに戻ることが出来る。

な、なんだって?それならいつもやっているって?

今回だけそれは聞かなかったことにしてやる。

君は他にもこの店で用事があるならA4へ戻ること。

店を出るなら店主に礼を言ってA1へ進め。