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今回は新たなメタルフィギュアを入手したのではありません。
しかし、大ニュースがあるので、ぜひ皆さんに お知らせせねばと筆をとりました。

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それは一週間ほど前、一つのメッセージから始まりました...。
そのメッセージは幻のメタルフィギュアその4にあります。
フランスのVince Porter氏という方から、当ブログを見てぜひ情報交換したいとの事でした。
氏はOld School Miniatures というFacebookのグループのメンバーということで、どちらかというとメタルフィギュアに軸足を置いた方なのかなという印象をうけましたが、とにかく私はコンタクトをとることに決めました。
単純にFacebookでお名前を検索すると同姓同名の方が何人も表示されます。
その中から確信をもってこの人だと絞り込むことが難しかったので、私はOld School Miniatures に参加させてもらうことにしました。
参加を申請すると、3つの質問に答えなければなりませんでした。
ここではいかにオールドスクールなミニチュアが好きかという事を熱く語らなければなりません。(ちょっと大げさ)
しかし、私は日本T&Tミニチュア界の旗手を自称する男!
難なくこの大審問をパスし、無事にグループに参加させてもらうことができました。
そこでVince Porter氏を見つけることができました。
Old School Miniatures に Vince氏が投稿した書き込みによると、氏はつい最近T&Tミニチュアに関する記事を完成させ公開したようでした。
そして、希望する方には進呈しますとのことでした。
私はFacebookアカウントには本名と顔写真を使っているので、ブログやTwitterで使う変な太陽と顔も名前も全然違うのですが、「トロール砦」の「雲ヶ谷正運」ですとメッセージを送り、ぜひあなたの記事を見せて下さいとお願いしました。
Vince氏は快く記事のpdfを送って下さいました。

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The un-famous ‘Tunnels & Trolls’ miniatures   by John McEwan and Eisenwerk


前置きが長くなりましたが、ここからが今回の記事の本題です。
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Vince氏の記事は全70ページの大作で、もはや立派な研究書です。
McEwan と Eisenwerk のT&Tミニチュアについて詳細に調べた研究成果がびっしりと掲載されています。
Vince氏は私に情報交換しましょうと言って下さいましたが、むしろ私の方が教えを乞うことばかりです。
この書の内容をここで全部書くわけにはいきませんが、一つだけ紹介します。
それは私が以前から知りたがっていた謎についてです。
以前、幻のT&Tメタルフィギュアその2で紹介したシックスパックのミニチュアの手に穴のようなくぼみがあるが、本当は短剣などを持っていたのではないかという疑問を提示しました。

持っていましたよ!

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これで私が所持するシックスパックに欠けているパーツがあることが分かりましたが、不思議と残念ではありません。
長く知りたかったことが分かったことの方がうれしいです。

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もう一つ、私とVince氏とのメッセージの交換の中で、Vince氏が発見したことを紹介します。
私が所持するもう一つの Eisenwerk のミニチュア、ドラゴンリザードについてです。
以前、幻のメタルフィギュアその4で元ネタは何の作品に出てくるドラゴンか分からないと書きましたが、ついに元ネタが判明したのです!
Sorcerer's Apprentice誌の3号に、熊のピーター氏作のDRAGONS:  A SPECIFIC OVERVIEという記事が掲載されています。
内容は様々な種類のドラゴンについて論じたものです。
その記事の挿絵にドラゴンリザードがいるのです。
ご覧ください!
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まさしく、ドラゴンリザードですよね!
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どうやら記事の中の、サラマンダーという両生類タイプのドラゴンを表しているようです。

これで今までずっと知りたかった謎が2つとも解けました。
Vince氏には本当に感謝です!!

Vince氏の研究書には他にもこれまでは名前しか知らなかったミニチュアの写真が載っていたり、はたまた、存在すら知らなったT&Tミニチュアなど見どころが沢山あります。
ご覧になりたい方はぜひVince氏にメッセージを送りましょう。
参考までにVince Porter氏のFacebookアカウントはシルクハットをかぶったミニチュアの写真のものです。

なお、Vince氏には次回作の構想もあるそうで、Eisenwerkについて詳しく書くそうです。
今から楽しみです。

それでは、良い冒険を!