C1

ポータルタートルに行き先を命じると、カメはのろのろと歩き出した。
君は大丈夫なのかと思ったが、カメの足が見る見るうちに高速で回転しはじめ、周囲が一瞬真っ白になったかと思うと、次の瞬間には沼地の中にいた。
君(達)がカメの甲羅から降りると、カメは再び瞬間移動して去った。
あたり一面沼沢地だ。
しかも霧が濃くて先を見通すことが出来ない。
足が泥に沈んで歩きにくい。
この沼地のどこかに”失われた記憶の島”と呼ばれる小島があるらしい。
どうやって、目的地を探そうか?
さて、ここで霧の中から何者かが現れる。
沼地のワンダリング・モンスター表から何が現れたか調べ、対処すること。
生き残ったら、C12へ進め。
C2

君(達)はこの石室を探索するが何も見つからない。
床に積もった埃が舞い、それを君は吸い込んでしまう。
実はこの石室には古代のウイルスも閉じ込められていたのだ。
君(達)は”古代肺炎”に罹ってしまった。
ゴホゴホと咳が出る。
君(達)はこの先3の倍数のパラグラフに行く度に耐久度を1点失っていく。
このソロ・アドベンチャーを無事に生き延びて、ゆっくり休養を取ることが出来たなら、快癒することが出来るだろう。
C8へ戻って探索をやり直すこと。
C3
ハズレだ。君の記憶力はそんなものだ。
だが、これで記憶が一つ失われたぞ!
これが目的地にたどり着くヒントになるのか?
C11へ進め。
C4
《そこにあり》の呪文を唱えるとこの石室の中に2か所光る場所がある。1か所目からは、灰色のつば付きのトンガリ帽子が見つかった。
これは魔術師達には便利な品だ。
いかにも魔術師風のスタイルを守りながら、魔法の守りの力で防御点が5点ある。
必要体力度や器用度の減少は0だ。
2重量点で、500GPの価値がある。
いい物を見つけたな。
2か所目からは羊皮紙の巻物が見つかった。
そこには魔法の呪文が記されている。

《あまさくれよ!》
1レベルの呪文
この呪文をあらかじめ唱えておくと、次のセービング・ロール1回だけ甘くなり、ダイスを1個追加して3個で挑戦できます。
ただし、対象者1人に付き1日1回しかこの効果を得ることは出来ません。
魔力消費量:5
持続時間:その日の日没まで
距離:接触
効果範囲:1人
レベルごとの効果アップ:なし
君はこの呪文の巻物をじっくり研究して完全に習得することも出来るかもしれないが、今はそんなことをしている時間は無い。
便利そうな呪文だが、この呪文が大悪魔ハーポポポポスを倒す役に立つのだろうか?
それとも、ハズレを引いたのか?
ともかく、目的は達成した。
ポータル・タートルを呼んで”知識と驚異の城”に戻ろう。
E1へ進め。
C5
君は《初歩だよ》の呪文を唱え、氷のエレメントを召喚した。君の指先から小さな氷のかけらが石碑に向かって飛んでいく。
氷は石碑にカチンとぶつかった。
次の瞬間石碑の氷のマスが開き、そこから冷却光線が君に向かって放たれた。
君は氷の彫像になった。
END
C7
君は《初歩だよ》の呪文を唱え、風のエレメントを召喚した。君の指先から小さな風が石碑に向かって吹き付ける。
風が当たっても石碑はびくともしない。
次の瞬間石碑の風のマスが開き、そこからカマイタチが君に向かって放たれた。
君はバラバラに切り刻まれた。
END
C8
君は暗い地下へと降りていく。《鬼火》は使えるな?
今が使う時だ。魔力度を減らしておくこと。
たいまつ等をもっているなら、それを使ってもいい。
階段を降りた先は10m四方ほどの石室だった。
何千年もの埃が堆積している。
君が歩くとその埃が舞って息苦しい。
この石室には古い壺のような土器や半ば朽ちた槍や斧などガラクタが散乱している。
もちろんそれらにも厚く埃が積もっていて判別し辛い。
君の目的の呪文の書はここにあるのだろうか?
《そこにあり》を唱えるなら、C4へ進め。
魔法を使わずに探すなら、幸運度で基本レベルのセービング・ロールをすること。
成功したなら、C14へ進め。
基本レベルよりさらに1レベル上のレベルまで成功したなら、C10へ進め。
失敗したなら、C2へ進め。
C9
君は《初歩だよ》の呪文を唱え、火のエレメントを召喚した。消費した魔力度を減らすのを忘れるな。
小さな炎が君の指先から石碑に向かって飛んでいく。
炎は石碑に当たって弾けた。
失敗か?
その時、ゴゴゴゴゴォォォォと石碑が振動し動き始めた。
君は正しいエレメントを選んだことで、500冒険点を得る。
そして、足元に地下へと続く石の階段が現れた。
C8へ進め。
C10
君は2つの品物を発見した。1つ目は、灰色のつば付きのトンガリ帽子だ。
これは魔術師達には便利な品だ。
いかにも魔術師風のスタイルを守りながら、魔法の守りの力で防御点が5点ある。
必要体力度や器用度の減少は0だ。
2重量点で、500GPの価値がある。
いい物を見つけたな。
2つ目らは羊皮紙の巻物だ。
そこには魔法の呪文が記されている。

《あまさくれよ!》
1レベルの呪文
この呪文をあらかじめ唱えておくと、次のセービング・ロール1回だけ甘くなり、ダイスを1個追加して3個で挑戦できます。
ただし、対象者1人に付き1日1回しかこの効果を得ることは出来ません。
魔力消費量:5
持続時間:その日の日没まで
距離:接触
効果範囲:1人
レベルごとの効果アップ:なし
君はこの呪文の巻物をじっくり研究して完全に習得することも出来るかもしれないが、今はそんなことをしている時間は無い。
便利そうな呪文だが、この呪文が大悪魔ハーポポポポスを倒す役に立つのだろうか?
それとも、ハズレを引いたのか?
ともかく、目的は達成した。
ポータル・タートルを呼んで”知識と驚異の城”に戻ろう。
E1へ進め。
C11

少し霧が晴れてきた。
沼地の向こうにこんもりと小高い丘のような地形が見える。
あれが”失われた記憶の島”だろうか。
君(達)は沼の深みにはまらないよう注意深く進んでいく。
島は直径30mほどの円い丘だ。
一面短い草に覆われている。
君(達)はその丘を登っていくと、その頂に石碑が建っている。
石碑には未完成の魔法陣のような模様が彫ってあり、その他に古代のルーン文字でこう記されている。
『5大エレメントは均衡を保つ。全ての列に1つずつあらねばならぬ。〇のマスにエレメントを入れよ!
過ちは死を招く。』
君は〇のマスに対して、《初歩だよ》の呪文で何らかのエレメントを呼び出さなければならない。
何のエレメントが入るだろうか?
火のエレメントを呼び出すなら、C9へ進め。
水のエレメントを呼び出すなら、C15へ進め。
氷のエレメントを呼び出すなら、C5へ進め。
土のエレメントを呼び出すなら、C13へ進め。
風のエレメントを呼び出すなら、C7へ進め。
C12
あいかわらず、周りは霧に包まれていて何も見えない。足元は泥に埋まり歩くのも困難だ。
どこへ向かって歩いているのかも分からない。
君は霧の中を歩きながら自問自答をし始めた。
そもそも”失われた記憶の島”の”失われた記憶”って何だ?
記憶はだんだん消えていく物だよな。
ちょっと前のことでも忘れてしまう。
例えば、生き残りの魔術師達がいる城の名前は何だったっけ?
”叡智と神秘の城”だと思うなら、C3へ進め。
”知識と驚異の城”だと思うなら、C6へ進め。
C13
君は《初歩だよ》の呪文を唱え、土のエレメントを召喚した。君の指先から小さな石つぶてが石碑に向かって飛んでいく。
石つぶては石碑にカチンとぶつかった。
次の瞬間石碑が君の方へと倒れてきた。
君はペチャンコになった。
END
C14
君は羊皮紙の巻物を見つけた。そこには魔法の呪文が記されている。

《あまさくれよ!》
1レベルの呪文
この呪文をあらかじめ唱えておくと、次のセービング・ロール1回だけ甘くなり、ダイスを1個追加して3個で挑戦できます。
ただし、対象者1人に付き1日1回しかこの効果を得ることは出来ません。
魔力消費量:5
持続時間:その日の日没まで
距離:接触
効果範囲:1人
レベルごとの効果アップ:なし
君はこの呪文の巻物をじっくり研究して完全に習得することも出来るかもしれないが、今はそんなことをしている時間は無い。
便利そうな呪文だが、この呪文が大悪魔ハーポポポポスを倒す役に立つのだろうか?
それとも、ハズレを引いたのか?
ともかく、目的は達成した。
ポータル・タートルを呼んで”知識と驚異の城”に戻ろう。
E1へ進め。
C15
君は《初歩だよ》の呪文を唱え、水のエレメントを召喚した。君の指先から水鉄砲のように水が石碑に向かって飛んでいく。
水は石碑を濡らした。
次の瞬間石碑の水のマスが開き、そこから高圧の水のカッターが君に向かって飛んできた。
君の上半身は下半身から切り離され、ドサリと地面に落ちた。
END
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