E1

「亀よ、かめ~ん!(come in!)」
君が呼びかけた次の瞬間、目の前にポータル・タートルが現れた。
君(達)は亀の甲羅にまたがり、”知識と驚異の城”に戻るよう指示した。
再び目の前が真っ白になって、我に返ると大魔法使いセーモンの執務室に戻っていた。
「クレム合体の儀式は進んでおる。しかし、ハーポポポポスはこの巨大なクレムの気配を感じてこちらに向かっているそうだ。
おかげで、他の街の被害の拡大は防げているがな。
というわけで急いでくれ、目的の呪文は見つかったのか?」
セーモンが探索の成果を知りたがっている。
目的の呪文を手に入れ、もう探索は十分だと思うなら、E5へ進め。
それとも、まだ探索していない他の場所へ向かうか?
北の氷雪地帯の果てにある”凍結山”へ向かうなら、B1へ進め。
東の沼沢海にある”失われた記憶の島”へ向かうなら、C1へ進め。
西のラバロ砂漠のどこかにあるという”幻の寺院”へ向かうなら、D1へ進め。
呪文が見つからなくても、3か所とも探索し終えたなら、やはりE5へ進め。
君が選んだ呪文はでたらめだ!
何の効果も無い。
そうしているうちに、ハーポポポポスは目の前に迫ってきた・・・・・。
END
「大変です。誰もいないはずの蘇生室の扉が中から叩かれています。」
君達は急いで城の地下の蘇生室に向かった。
蘇生室の扉を開けると、中から腰巻一つの姿のセーモンが現れた。
「不意打ちされたとはいえ、不覚を取ってしまったわ。
普通は悪魔に殺されると魂を地獄に囚われて蘇生できないが、何とか抵抗してあらかじめ仕掛けておいた《生まれ変わり》の魔法が効いたようだ。」
君はセーモンにブレード・デーモンが魔法の呪文の巻物をバラバラに切り刻んでしまったことを伝えた。
「そうか、だがちょうど良かったとも言える。
わしはお前を送り出してから、古文書を紐解いて古代の魔法について調べていたのだ。
その結果、分かったことがある。
大魔術師ムカシノヒトデスは大事な魔法の呪文を隠すためにアナグラムを用いたのだ。
すなわち、本来の呪文の文字を組み替えて別の呪文のように見せかけているのだ。
お前が見つけてきた呪文の中にハーポポポポスを倒せる呪文が隠されているはずだ。
さあ、もう時間が無い。
バラバラになった文字を並べ替えて魔法の呪文を組み立てるのだ!
魔術師達が集めたクレムはこの城の主塔に集めている。
不完全に蘇生したばかりのわしはまだ魔法の呪文を使うことは出来ない。
お前だけが頼りだ。頼んだぞ!」
君は主塔に登った。
確かに膨大なクレムが君の体に流れ込んでくる。
同時に、遠くの山の影からハーポポポポスが現れた。
ハーポポポポスは真っすぐこの城めざして進んでくる。
ハーポポポポスは手から禍々しいエネルギーの光線を放ったが、城のバリアーが働いて防いだ。
だが、あまりその効果も持ちそうにない。
君は最大3つまでの魔法の呪文をこの冒険で手に入れたはずだ。
それらの文字を組み替えることでハーポポポポスに効く唯一の呪文を見つけるのだ。
どの呪文を選ぶか?
ただし、入手していない呪文を選んではいけない。
《よし!したがわぬ》を選ぶなら、E4へ進め。
《あまさくれよ!》を選ぶなら、E6へ進め。
《そう♡よんだ》を選ぶなら、E2へ進め。
君は呪文の選択に失敗した。
自らの呪文の効果で君の心臓は止まり、息絶えた。
END
そして、セーモンに説明しようとして、異様な気配に気が付いた。
目の前のセーモンの様子がおかしい。
「クッ、クッ、クッ。まんまと騙されたな。」
セーモンの目が赤く光り、皮膚を突き破って無数の剣の様な刃が体中から伸びてきた。
そして、その無数の刃で机の上の巻物をバラバラに切り刻まれてしまった!
「我はハーポポポポス様のしもべ、ブレード・デーモンのシュレッダー様だ!
ハーポポポポス様の世界浄化を邪魔する者はゆるさん。
セーモンとかいうジジイはすでに始末した。
貴様も死ね!」
シュレッダーのMRは88だ。
シュレッダーか君(達)のどちらかが倒れるまで戦うこと。
シュレッダーを倒したら、E3へ進め。
君が死んだなら冒険はここで終わる。
END

《あくまよされ!》
君は正しい魔法の呪文を見つけ出した!
ハーポポポポスの周りの地面に黄金に輝く巨大な魔法陣が広がる。
「グオォォォォォ!」
ハーポポポポスは抵抗するが、逃れられない。
魔法陣の中に沈んでいった。
地獄の最も深い場所に幽閉され、少なくとも数千年間は地上に現れることは無いだろう。
君は大悪魔ハーポポポポスを退けることに成功した。
ハーポポポポスはMR100万だった。
殺してはいないので、冒険点は半分の50万点となる。
だが、君が放った魔法のクレムは君を含めて1000人の魔術師が協力したものだ。
したがって、ハーポポポポスを退けたことによる冒険点は1000人で分けて、君の取り分は500点だ。
ちなみに君自身が消費したクレムは1点だ。
さらにこの冒険を完遂したことで、500冒険点を得る。
もちろん、途中のSRや戦闘などの分も加えて良い。
その他に、魔術師組合から褒賞がでる。
好きな魔法の呪文を3つ、どんなレベルでも構わないので、無償で教えてもらえる。
また、魔術師組合内で”師範”の地位が与えられ、冒険に出ていないときは、魔術学校で後進の指導にあたることで、週に50GPの収入を得ることが出来る。
おめでとう!

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「亀よ、かめ~ん!(come in!)」
君が呼びかけた次の瞬間、目の前にポータル・タートルが現れた。
君(達)は亀の甲羅にまたがり、”知識と驚異の城”に戻るよう指示した。
再び目の前が真っ白になって、我に返ると大魔法使いセーモンの執務室に戻っていた。
「クレム合体の儀式は進んでおる。しかし、ハーポポポポスはこの巨大なクレムの気配を感じてこちらに向かっているそうだ。
おかげで、他の街の被害の拡大は防げているがな。
というわけで急いでくれ、目的の呪文は見つかったのか?」
セーモンが探索の成果を知りたがっている。
目的の呪文を手に入れ、もう探索は十分だと思うなら、E5へ進め。
それとも、まだ探索していない他の場所へ向かうか?
北の氷雪地帯の果てにある”凍結山”へ向かうなら、B1へ進め。
東の沼沢海にある”失われた記憶の島”へ向かうなら、C1へ進め。
西のラバロ砂漠のどこかにあるという”幻の寺院”へ向かうなら、D1へ進め。
呪文が見つからなくても、3か所とも探索し終えたなら、やはりE5へ進め。
E2
《うそだよん♡》君が選んだ呪文はでたらめだ!
何の効果も無い。
そうしているうちに、ハーポポポポスは目の前に迫ってきた・・・・・。
END
E3
なんとかブレード・デーモンを倒したが、あまりの出来事に呆然としていると、衛士が部屋に駆けこんできた。「大変です。誰もいないはずの蘇生室の扉が中から叩かれています。」
君達は急いで城の地下の蘇生室に向かった。
蘇生室の扉を開けると、中から腰巻一つの姿のセーモンが現れた。
「不意打ちされたとはいえ、不覚を取ってしまったわ。
普通は悪魔に殺されると魂を地獄に囚われて蘇生できないが、何とか抵抗してあらかじめ仕掛けておいた《生まれ変わり》の魔法が効いたようだ。」
君はセーモンにブレード・デーモンが魔法の呪文の巻物をバラバラに切り刻んでしまったことを伝えた。
「そうか、だがちょうど良かったとも言える。
わしはお前を送り出してから、古文書を紐解いて古代の魔法について調べていたのだ。
その結果、分かったことがある。
大魔術師ムカシノヒトデスは大事な魔法の呪文を隠すためにアナグラムを用いたのだ。
すなわち、本来の呪文の文字を組み替えて別の呪文のように見せかけているのだ。
お前が見つけてきた呪文の中にハーポポポポスを倒せる呪文が隠されているはずだ。
さあ、もう時間が無い。
バラバラになった文字を並べ替えて魔法の呪文を組み立てるのだ!
魔術師達が集めたクレムはこの城の主塔に集めている。
不完全に蘇生したばかりのわしはまだ魔法の呪文を使うことは出来ない。
お前だけが頼りだ。頼んだぞ!」
君は主塔に登った。
確かに膨大なクレムが君の体に流れ込んでくる。
同時に、遠くの山の影からハーポポポポスが現れた。
ハーポポポポスは真っすぐこの城めざして進んでくる。
ハーポポポポスは手から禍々しいエネルギーの光線を放ったが、城のバリアーが働いて防いだ。
だが、あまりその効果も持ちそうにない。
君は最大3つまでの魔法の呪文をこの冒険で手に入れたはずだ。
それらの文字を組み替えることでハーポポポポスに効く唯一の呪文を見つけるのだ。
どの呪文を選ぶか?
ただし、入手していない呪文を選んではいけない。
《よし!したがわぬ》を選ぶなら、E4へ進め。
《あまさくれよ!》を選ぶなら、E6へ進め。
《そう♡よんだ》を選ぶなら、E2へ進め。
E4
《わたしがしぬよ!》君は呪文の選択に失敗した。
自らの呪文の効果で君の心臓は止まり、息絶えた。
END
E5
君はセーモンの執務机の上に呪文の巻物を広げた。そして、セーモンに説明しようとして、異様な気配に気が付いた。
目の前のセーモンの様子がおかしい。
「クッ、クッ、クッ。まんまと騙されたな。」
セーモンの目が赤く光り、皮膚を突き破って無数の剣の様な刃が体中から伸びてきた。
そして、その無数の刃で机の上の巻物をバラバラに切り刻まれてしまった!
「我はハーポポポポス様のしもべ、ブレード・デーモンのシュレッダー様だ!
ハーポポポポス様の世界浄化を邪魔する者はゆるさん。
セーモンとかいうジジイはすでに始末した。
貴様も死ね!」
シュレッダーのMRは88だ。
シュレッダーか君(達)のどちらかが倒れるまで戦うこと。
シュレッダーを倒したら、E3へ進め。
君が死んだなら冒険はここで終わる。
END
E6

《あくまよされ!》
君は正しい魔法の呪文を見つけ出した!
ハーポポポポスの周りの地面に黄金に輝く巨大な魔法陣が広がる。
「グオォォォォォ!」
ハーポポポポスは抵抗するが、逃れられない。
魔法陣の中に沈んでいった。
地獄の最も深い場所に幽閉され、少なくとも数千年間は地上に現れることは無いだろう。
君は大悪魔ハーポポポポスを退けることに成功した。
ハーポポポポスはMR100万だった。
殺してはいないので、冒険点は半分の50万点となる。
だが、君が放った魔法のクレムは君を含めて1000人の魔術師が協力したものだ。
したがって、ハーポポポポスを退けたことによる冒険点は1000人で分けて、君の取り分は500点だ。
ちなみに君自身が消費したクレムは1点だ。
さらにこの冒険を完遂したことで、500冒険点を得る。
もちろん、途中のSRや戦闘などの分も加えて良い。
その他に、魔術師組合から褒賞がでる。
好きな魔法の呪文を3つ、どんなレベルでも構わないので、無償で教えてもらえる。
また、魔術師組合内で”師範”の地位が与えられ、冒険に出ていないときは、魔術学校で後進の指導にあたることで、週に50GPの収入を得ることが出来る。
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