ペルシカリア王女とドワーフの地下迷宮
エスモルト王国は賢い王が治める平和な国だった。
しかし、テイサル3世王が賢王と呼ばれていたのは昔のことだ。
先の王妃に先立たれた後に、現在の王妃ゾータリアを迎えてからは国政を顧みることも無くなった。
それからは王妃ゾータリアが思うがままに民に重税をかけている。
近頃は先の王妃との一人娘、ペルシカリア王女は公に姿を見せていないそうだ...。
ルール
このソロ・アドベンチャーはプレイヤー・キャラクターの合計ヒットを30と設定しています。
役割は戦士を想定していますが制限はありません。種族は人間、エルフ、ドワーフ、ホビットを想定しています。
魔法については、戦闘時に戦闘用の魔法の効果を各自で判断して下さい。
その他の魔法は文中に出たもののみ使用できます。魔法の武器、防具は持ち込んで構いません。
タレントの適用の判断についてはあなたの裁量で処理をお願いします。
それでは冒険を始めましょう。A1へ。
君はエスモルト王国の王都にいる。
王妃の使者には”鷲鼻親父亭”で会うことになっている。
君がカウンターで一杯飲みながら旅の疲れを癒していると、使者がやってきた。深緑のフード付きマントを被った小男で、武装した城の衛兵を2人連れている。
使者がギロリとにらむと店の親父も客たちもサッといなくなった。
その使者はロブダと名乗り、君に依頼内容を話した。
それによると、3日前にこの国の王が亡くなったそうだ。
しかし、そのことはまだ公表していない。娘のペルシカリア王女に毒で殺されたからだという。
しかも王女は王家の象徴”聖王のメダル”を奪って逃走したそうだ。
そして追手に囲まれた王女は逃げ場を失い、街外れの地下迷宮に飛び込んだという。
そこで、迷宮探検の専門家である君に王女を捕らえ、メダルを取り戻して欲しいという。
王女の生死を問わず、メダルは必ず取り戻すという条件で、果たすことが出来れば1,000gp払うという。
この依頼を引き受けるならC1へ。
気に入らないので断るならB1へ。
コメント
コメント一覧 (2)
戦士イナホがダガーメイスを手に、怪しげな小男の依頼を受けて迷宮に突入。
金塊があんなところから降ってくるとか(あやうく死にかけた)、とんでもない魔法の剣を手に入れたりとか。
それなりに順調?な探索でしたがいいところで挑発に失敗し派手に叩き潰されましたよ、トロールに。耐久度4点の状態で72ヒット・・・防具で差し引いて68点のダメージを受け、哀れミンチとなってしまいました!
雲ヶ谷 正運
がしました