ここは南北に延びる通路だ。
ここで何か不測の事態が起こるかどうか、1d6を振ること。
偶数が出たならP5へ。
南の突き当たりにある扉は君達が来たものだ。
そちらへ戻る必要はない。
北の突き当たりにも両開きの大きな木製の扉があり、王女達が言うには、この向こうに出口があるそうだ。
通路の途中の東側にも、両開きの装飾された扉がある。
こちらは王家の始祖を祀る場所だそうだ。
北の扉を開けるならS1へ。
東の扉を開けるならP6へ。
君が踏み込んだ床が崩れ落ちる。幸運度で1レベルのセービング・ロールをすること。
成功なら、ドワーフ達が君を掴んで落とし穴から引き戻してくれて、君は落下を免れる。
失敗なら、君は10フィート落下して、1d6の怪我をする。
まだ生きているなら、ドワーフ達が引き上げてくれる。
ドワーフ達と王女はこの落とし穴の存在を知っていたが、まさか君がこんな見え見えの罠に引っかかるとは思わなかったと言う。P1へ戻れ。
頭部が奇妙に肥大化したガリガリの男が現れた。
背丈は8フィート近くあり、肌は青白い。
手の爪は長くて鋭く尖っている。
男は魔法の呪文またはタレントを1つ賭けてゲームをしないか?
と言う。ゲームは君と男が交互にダイスを一つ振って累積させていき、先に13になった方が勝ちだ。
13を超えると負けになる。
君に先攻後攻を選ばせてくれる。
君が勝てば賭けた魔法の呪文と同じレベルの魔法の呪文、あるいはタレントを賭けたならタレントをもう一つ手に入れる。
負ければ賭けたものを失う。
君の記憶が消えてなくなるのだ!
そして、男の頭がさらに少し膨らむ。
ドワーフ達と王女は、この怪しい男の誘いには乗らない。
この男の正体は悪魔だ。
切りかかると笑い声と共に消える。
しかし、失ったものは戻らない。
P1へ戻れ。
太った僧侶が現れた!
ワインが詰まった革袋からぐびぐびと飲んでいる。
だが、彼の法力は確かだ。
1gpのお布施で耐久度を完全に回復させてくれる。
P1へ戻れ。
1d6を振ること。
1か2ならP4へ。
3か4ならP3へ。
5か6ならP2へ。
この部屋の奥に一対の男女の石像がある。
女性はエスモルト建国の女王マリーゴールド1世
だ。
男性はその配偶者にして守護戦士でもあったアブラムだ。
ペルシカリア王女とドワーフ達は石像に祈りを捧げている。
2人の像の前の祭壇には一振の長剣が置かれている。
その時、君の頭の中に直接「剣を取りなさい。」と声が響いた気がする。
祭壇の剣を掴むならP9へ。
そうしないなら、この部屋に用はない。
通路へ戻ろう。P1へ。
剣に触ると閃光と共に衝撃に襲われた。
足りなかった分だけ、体力度もしくは器用度にダメージを受ける。
王女達は倒れた君を心配している。
アブラムの没後、この剣に触ることが出来た者はいないそうだ。
部屋を出て通路へ戻ろう。
P1へ。
君は剣を鞘から抜き天にかざした!
刀身にはルーン文字で”タリオン
”と銘が刻まれている。
神代語で”星斬剣”という意味だ。
また、この剣は悪の種族の間では、”ヴィババク”すなわち、”ケツの穴に手を突っ込んで内臓を引きずり出す者”と呼ばれ恐れられている。
この剣は片手持ちの長剣で、その威力は敵が振るダイスの数+1個になる。
敵によって変化するのだ。
例えばMR100のカトブレパスを相手にする場合は、この剣は12d6の威力をもつ。
複数の敵を相手にする場合はそれぞれの合計となる。
これも例を出すと、3匹のMR30の凶悪チワワと戦う場合は13d6の威力を発揮する。
ただし、君に共に戦う仲間がいる場合は人数で割ること。
端数は切り上げでよい。
70重量点で、3000gpの価値がある。
ペルシカリア王女は驚いている。アブラムの没後、この剣に触ることが出来たのは君が初めてだそうだ。
部屋を出て通路へ戻ろう。
P1へ。
剣から魔法の力を感じる。
体力度と器用度で1レベルのセービング・ロールをすること。
両方とも成功ならP8へ。
1つでも失敗ならP7へ。
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